瘦せられなかった理由
ダイエットを成功させ、病気から身を守るには、単に「痩せたい」というだけでなく「痩せて」どうなりたいのか?どんな良い事が待っているのか?という明確な目標を持つ事と体や栄養の知識が必要です。
また、ダイエットには、通常時間がかかるものです。無理に食欲を抑えると、「我慢」というストレスに負けて長続きしないばかりか「摂食障害 -若い女性に多い-」になる恐れもあります。
太り過ぎを解消して健康になりたいというのであれば、それまでの食事の仕方や生活習慣をどのように変えたらいいのか、あなたの目標に向かってしっかりとアドバイスしてくれるパートナーがそばにいる事こそが、健康なダイエットを成功させる最大の秘訣といってもよいでしょう。
ダイエットの甘い罠
ダイエット食品とは、食べるだけで痩せるというキャッチフレーズで販売されている食品のことです。
ダイエットサプリメントなど、やせ薬として販売されていれば、健康情報に敏感な現代人にも判断材料となるのですが、個人輸入やインターネットで購入海外製品に関しては無防備な方が多いようです。
これに分類されているものは、日本では認可されていない食欲減退成分(エフェドリン等)や食欲抑制剤が含有されている可能性もあります。そもそも「食べる=栄養摂取」ですから、食べるだけで痩せるダイエット食品は存在しません。
必要以上にとったカロリーが体脂肪に変わる!
太る最大の原因は、カロリーの摂り過ぎ!
毎日食事から摂ったエネルギーを活動するためにすべて消費していれば、決して太り過ぎることはありません。
「摂取エネルギーと消費エネルギー」がプラス・マイナスゼロになっているからです。ところが、消費するよりも多くのエネルギーを食事から摂ってしまうとカロリーオーバーになり、どんなに運動しても太っていくわけです。
必須栄養素の不足が肥満を招く!
からだの諸機能や代謝を正常に保つうえで必要な栄養素が不足すると、食事から摂ったカロリーがエネルギーに変わらずに中性脂肪となって脂肪細胞の中に蓄積されていきます。
ダイエットをするうえで特に重要なのがビタミン・ミネラルです。
これが不足すると、糖質や脂肪、たんぱく質がエネルギーに変わらずに体脂肪しなって蓄積されます。
運動をしたり、食べる量を控えたりしても体脂肪を燃やすために必要な材料が足りないわけですから、いつまでたっても痩せる事はできません。
食べ物から失われた栄養素
本来野菜には、さまざまな種類のビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ところが、化学肥料や農薬を大量に使っている土壌のミネラル・バランスはすっかり崩れてしまい、そのため野菜のミネラル含有量は大幅に減っています。
さらに人口の光と水と化学肥料だけで栽培されたハウス野菜も増えています。また、加工食品やインスタント食品は製造の過程で微量栄養素はほとんど失われています。
体脂肪を燃やすうえで必要な栄養素が不足すれば、瘦せることはできません。
医学的に正しいダイエットのツボに刺激しながら3食たべながらのダイエット。